ボトックス・脂肪溶解注射・脂肪吸引の違いを徹底解説|ふくらはぎ痩せにおすすめなのはコレ!

ボトックス・脂肪溶解注射・脂肪吸引の違いを徹底解説|ふくらはぎ痩せにおすすめなのはコレ!

「どうして芸能人やモデルの人は、あんなに脚が細いの?」

こんな疑問を持ったことはありませんか?

最近では、有村藍理さんや水沢アリーさんなど、数々の芸能人が顔の整形を公表することが増えてきました。

しかし、今や顔だけでなく脚の整形も増えているんです!

ホソ美
因みに、2014年に国際美容外科学会が、世界中の美容整形外科医を対象にアンケートを実施したところ、日本は世界で3番目に整形をしている国と言うことが分かったのよ。
ぷに子
ええ!第3位?!
ホソ美
そうよ。しかも、整形で有名な韓国は4位。日本は韓国以上に整形大国だったのよ。
ぷに子
そうだったんだ!ビックリです。

 

この記事では、ふくらはぎを細くする美容整形の種類や、その詳しい内容、あなたに合ったふくらはぎの美容整形について解説していきます。

ふくらはぎの美容整形は全部で6つ

ふくらはぎの美容整形は、全部で6種類あります。

  • 脂肪溶解注射(メソセラピー)|脂肪を溶かして細くする
  • 脂肪吸引|脂肪を直接吸引して細くする
  • ボトックス注射|筋肉量を落として細くする
  • 切開式神経遮断法|皮膚を切開して神経遮断し、筋肉量を減らして細くする
  • ふくらはぎ退縮法(NICR)|高音波で神経遮断し、筋肉量を減らして細くする
  • 下腿部筋萎縮術(TCR)|で神経遮断し、筋肉量を減らして細くする

美容整形の施術方法は大きく3つに分けられています。

  1. 脂肪溶解注射や脂肪吸引で余分な脂肪を除去する方法
  2. ボトックス注射で筋肉を萎縮させて、筋肉量を落とす方法
  3. 切開式神経遮断法・ふくらはぎ退縮法(NICR)・下腿部筋萎縮術(TCR)で、筋肉の神経を遮断して、筋肉量を落とす方法
ホソ美
まずは脂肪を減らしたいのか筋肉を落としたいのか考えてみて!

方法① 脂肪溶解注射(メソセラピー)|脂肪を溶かして細くする

脂肪細胞の数は成人になると、ほぼ増減することはないと言われています。

人によって脂肪細胞の数に個人差がありますが、肥満の原理は脂肪細胞の数が増えるのではなく、元々あった脂肪細胞が膨らむことによって太ります。

そのため、元々もっている脂肪細胞の数が多ければ多いほど太りやすくなってしまいます。

脂肪溶解注射によって、この脂肪細胞の数自体を減らすことが出来ます

脂肪溶解注射は、脂肪細胞を溶かす成分を脂肪に注射し、溶けた脂肪が血管やリンパ管を通り、汗や尿によって体外に排出する痩身法です。

脂肪溶解注射(メソセラピー)のやり方を図解

 

脂肪細胞を溶かす成分とは?
脂肪溶解注射に使用される成分「フォスファチジルコリン」は、大豆由来の自然素材で、FDA(米国食品医薬品局)の認可を受けている安全性の高い薬です。
ホソ美
「フォスファチジルコリン」は、大豆由来だから、大豆アレルギーの人は施術できないのよ。

方法② 脂肪吸引|脂肪を直接吸引して細くする

脂肪吸引は、「カニューレ」と呼ばれる専用の細い管を、皮膚に刺して吸引します。

極細の管を膝回り足首周りなどの目立たない場所から挿入するため、傷痕がほとんど気になりません

脂肪吸引のやり方を図解

また、脂肪の吸引量だけ確実に細くなるため、1回の施術で確実に目に見える効果が望めます

しかし、術後1〜2週間は安静が必要なため、その間に学校で体育があったり、普段の仕事で身体を使ったりする人は注意が必要です。

もう一つ注意したいのは、脂肪吸引の危険性についてです。

脂肪吸引は単純に多くの脂肪を吸引するだけではありません。

皮膚表面が凸凹にならないように、均一に吸引しなければなりません。

医師の技術や経験が浅いと、皮膚に不自然な凸凹が残ってしまう可能性があります。

そのため、美容整形の中でも脂肪吸引は特に、ベテランで優秀な医師に施術して貰うべきです。

但し、ふくらはぎはもともと筋肉がつきやすく、脂肪がつきにくい部位です。

太ももは脂肪がつきやすいので、脂肪吸引の症例が多く見られますが、ふくらはぎの脂肪吸引をする人は多くありません。

美容整形クリニックに行くと、自分のふくらはぎは脂肪が多いのか、筋肉が多いのか計測してくれます。

医師の指示に従って判断しましょう。

ホソ美
全体的に太っているならまずは自力で痩せることね!

方法③ ボトックス注射|筋肉量を落として細くする

ふくらはぎの筋肉量が多い部分にボトックス注射をすることで、筋肉の収縮力が抑えられます。

すると、使われなくなった筋肉が少しずつ萎縮して小さくなることで、ふくらはぎが細くなります。

ボトックス注射に使われる、ボツリヌス菌が作り出すタンパク質(ボツリヌストキシン)には、筋肉を弱める働きがあります。

つまり、ボトックスは、筋肉を使わない状態にする整形法です。

そのため、トレーニングや運動をして筋肉を動かすと、その分筋肉の太さも戻ってしまいます

但し、ボトックスを定期的に注入していると筋肉は「廃用性萎縮」といって戻りにくい状態になります。

ホソ美
ボトックスを繰り返し打つことで、筋肉が太くなりにくくなると言うことよ。 

 

しかし、ボトックスの効き目や廃用性萎縮には個人差があります。

医師のアドバイスに従って施術しましょう。

ボトックスって危険じゃないの?
ボツリヌス菌は食中毒の原因となることでも知られており、危険であると言う声も一時期広がっていました。しかし、薬は本来「毒」と言う考え方があります。

そもそも「毒」というのは、人間の都合で命名したに過ぎません。生体に何らかの作用を及ぼす化合物の中で、私達に芳しくない影響を与えるものを「毒」、都合の良い働きをする場合を「薬」と呼んでいるだけです。つまり、毒と薬は表裏一体で、これを私は「薬毒同源」と唱えています。
(引用:毒と薬は表裏一体。身近に存在する自然界の毒|日本薬科大学教授 船山信次氏より

方法④ 切開式神経遮断法|皮膚を切開して神経遮断し、筋肉量を減らして細くする

ここから紹介する3つのふくらはぎ痩せ整形法は、神経を遮断して筋肉を萎縮させることで、ふくらはぎを細くする方法です。

しかし、神経を切ってしまうと運動能力が落ちたり、長時間立ったりすることもつらくなる可能性があります。

また比較的新しい方法のため、施術後何十年も経って高齢になった時、体の動きに支障があらわれる可能性も否定できません。

ホソ美
神経は一度切ってしまったら二度と復活しないから手術を受ける場合はよく考えた方が良いわ。 

 

とは言え、韓国ではこれら神経遮断タイプのふくらはぎ痩せ整形を行う人が増えています。

どうしても施術したい人は、神経遮断タイプの中でも最も安全性の高い「下腿部筋萎縮術(TCR)」を施術することをおすすめします。

ホソ美
「下腿部筋萎縮術(TCR)」は方法⑥で解説しているわ

 

さて、前置きが長くなりましたが、切開式神経遮断法について説明します。

切開式神経遮断法は、ひざの裏側にあるくぼみ、膝窩部(しっかぶ)の皮膚を数センチ切開します。

そして、切っても良い神経を判別して、神経遮断を行います。

神経遮断することによって、使われなくなった筋肉が徐々に萎縮し、ふくらはぎが細くなっていきます。

膝窩部|ひざの裏側にあるくぼみのこと

ホソ美
この方法はリスクや傷に残りやすいこともあって、今では殆ど行われていないふくらはぎ痩せ整形よ。 

方法⑤ ふくらはぎ退縮法(NICR)|高音波で神経遮断し、筋肉量を減らして細くする

「ふくらはぎ退縮法(NICR)」の正式名称は「Non Incisional Calf Reduction(非切開式ふくらはぎ縮小術)」です。

そのメカニズムは、高周波を使用してふくらはぎの筋肉の神経伝達を遮断し、使われなくなった筋肉が徐々に萎縮して細くなっていくと言うものです。

事故や病気で寝たきりの生活が続くと、筋肉が落ちて痩せ細ってしまいますよね。

原理的にはこれと同じで、ふくらはぎの筋肉を強制的に落として細くしようと言うものです。

方法⑥ 下腿部筋萎縮術(TCR)|熱で神経遮断し、筋肉量を減らして細くする

下腿部筋萎縮術(TCR)の正式名称は「Temperature Controlled Radio Frequency」です。

そのメカニズムは「ふくらはぎ退縮法(NICR)」とほぼ同じです。

高周波を使用して熱エネルギーに変換した針で、ふくらはぎの筋肉の神経伝達を遮断し、使われなくなった筋肉が徐々に萎縮して細くなっていくと言うものです。

先端以外は絶縁された針を使用するため、「ふくらはぎ退縮法(NICR)」よりも、よりピンポイントで神経を遮断することが出来るようになりました。

絶縁された針について|図解

脂肪の多いふくらはぎにおすすめの美容整形

まずは、自分が

  • ふくらはぎに脂肪が多いタイプなのか
  • ふくらはぎに筋肉量が多いタイプなのか

を考えてみましょう。

よく分からない人は、こちらの記事を参考にして下さい。

⇒ ふくらはぎが太い原因は全部で7つ?!自分のタイプを知ろう!

また、美容医療クリニックに行くと、脂肪量と筋肉量どちらが多いのか診察してくれます。

無料カウンセリングをしてくれるクリニックも多いので、実際に医師に診てもらうのが一番正確です。

ただし、良い言葉ばかりを話したり、施術を急かすような医師には気をつけて下さい。

きちんと安全面、メリット・デメリットを丁寧に解説してくれる方だと安心です。

脂肪溶解注射(メソセラピー)がおすすめ|費用が安くて安全

脂肪量の多いふくらはぎには、脂肪溶解注射(メソセラピー)がおすすめです。

脂肪溶解注射(メソセラピー)のメリットは、

  • 注射を打つだけなので、施術時間は10分程度
  • ダウンタイムがほぼない
  • 脂肪吸引よりも安価で施術できる

注射を打つだけで、施術当日から普通に生活できるため、時間的にも精神的にも負担が少ないです。

ダウンタイムは注射を数十か所打つので、体質によっては内出血が出る場合もあります。

普通の人であれば「少し肌荒れしてる?」と思われてしまうかもしれませんが、数日間は脚を見せない服装をしていれば問題ありません。

また料金も他の施術方法に比べると比較的安価です。

脂肪溶解注射(メソセラピー)は、複数回通う必要があるので、相場は10万円~となります。

脂肪吸引は、一回で効果が目に見えるというメリットがありますが、

  • ダウンタイムが一週間以上必要なこと
  • 費用は40万円〜
  • 腕の良い医師でないと、肌が凸凹になってしまう

というデメリットもあります。

ホソ美
医療クリニックのドクター曰く、「脂肪吸引の上手い医師は本物だ」とのことよ。
ホソ美
そのくらい、脂肪吸引は難しい手術と言うことよ。 

筋肉の多いふくらはぎにおすすめの美容整形

ムキムキで男らしいふくらはぎにおすすめの美容整形は、ボトックス注射と下腿部筋萎縮術(TCR)です。

ボトックス注射

ボトックス注射は、注射をするだけなので施術時間は5分程度です。

徐々に筋肉の働きを弱めて、筋肉量を減らしていくことで、ふくらはぎが自然に細くなります。

ボトックスの持続効果は6ヶ月と言われていますが、定期的にボトックス注射をすることによって効果が強まります。

費用は10万円~と最も低価格です。

下腿部筋萎縮術(TCR)

「下腿部筋萎縮術(TCR)」は、最先端のふくらはぎ痩せ整形法です。

美容大国の韓国では、現在この「下腿部筋萎縮術(TCR)」が主流となっています。

高周波を使用して熱エネルギーに変換した針で、ふくらはぎの筋肉の神経伝達を遮断し、使われなくなった筋肉が徐々に萎縮して細くなっていくと言うものです。

先端以外は絶縁された針を使用するため、ピンポイントで神経を遮断することが出来ます。

ホソ美
切開式神経遮断法とふくらはぎ退縮法(NICR)の相互上位と考えれば良いわ。 

しかも、ボトックスの持続効果6ヶ月に対して、「下腿部筋萎縮術(TCR)」は半永久的です。

費用は、30~50万円程度で、決して安くはありませんが、理想の美脚が手に入るなら支払う価値のある金額だと思います。

「下腿部筋萎縮術(TCR)」の施術は難易度が高いので、多少料金が高くても実績があって優秀な医師を選びましょう。

まとめ:自分にあったやり方を知ろう!

下半身に脂肪がつきやすかったり、ふくらはぎの筋肉が発達しやすかったりする体質の人はいます。

  • 自力でいろいろ試してみたけど脚痩せできなかった
  • 努力したのにどうしても痩せられなかった

こんな人は、美容医療に頼るのも一つの手です。

「一般的に細い部類だけど、もう一歩モデルさんのように細くなりたい」

もともと脂肪の数が決まっているように、どれだけ自力で頑張っても埋められない差はどうしてもあります。

まずは自分の体形について理解し、どのやり方で脚痩せできそうか考えてみましょう。