あなたが骨盤矯正をしたい理由はなんですか?
- ダイエットをしたいから
- 太ももやお尻が小さくなると聞いたから
- 体の歪みを直したいから
このように様々だと思います。
また、「骨盤矯正は効果がないって聞いたけど本当なの?」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、
- 骨盤矯正の下着をつけるだけ
- 週1で骨盤矯正に通うだけ
これでは骨盤が真っ直ぐに歪みがなくなっても、目的としていた「太ももやお尻を小さくしたい」と言う願望は叶いません。
骨盤を矯正するだけではダメなんです。
では、どうすれば良いのかと言うと、骨盤と大腿骨をつないでいる股関節の捻じれや歪みを直す必要があります。
- 骨盤をニュートラルポジションに戻すこと
- 股関節のズレ・捻じれを直すこと
この2つができて初めて、体全体の歪み解消につながります。
骨盤も大事ですが、全身のボディラインを決めるために最も大事なのは股関節なんです!
体の上半身と下半身をつなぐ股関節がズレたり歪んだりしていると、脚の歪みや下半身太りにつながってしまいます。
また、股関節がズレて関節詰まりも起こっていると、血液の流れも滞ります。
更に、股関節がズレることによって骨盤の歪みが起こってしまいます。
まずは股関節をほぐすことが骨盤を正しい位置に戻す方法につながります。
この記事はこんな人におすすめ
- 太ももが太くて悩んでいる人
- ふくらはぎが太くて悩んでいる人
- 全身の歪みを矯正したい人
- 最近身体の疲れを感じている人
目次
股関節の歪みをチェックしよう!50歩チェック
まずは、自分の股関節はどのくらい歪んでいるのかチェックしましょう。
やり方は簡単です。
やり方① 床に十字の印をつける
床にマスキングテープなどの、後で剥がしやすいテープを十字に貼り付けます。
次に、その中心に真っ直ぐに立ちます。
やり方② 目を閉じたまま、50歩足踏みをする
目を閉じて、その場で50歩数えながら足踏みしましょう。
- 声に出して「1、2、3…」と数える
- 足踏みに集中できるように、テレビや音楽はつけない
結果|目を開けた時の立っている位置で股関節の歪みが判明!
50歩数えたら目を開けて、自分がどの位置に立っているかで股関節の歪み具合がわかります。
結果① 前|前かがみタイプ
スタート地点から、真っ直ぐ前に進んだ方は、前かがみタイプです。
特徴は、この4つです。
- 首と肩が前傾になっている
- 上半身が前かがみになりやすい
- 太ももや腰が太い
- 脚がむくみやすい
結果② 後ろ|後ろ反りタイプ
スタート地点から、真っ直ぐ後ろに進んだ方は、後ろ反りタイプです。
特徴は、この4つです。
- 顎(あご)に力が入りやすい
- 背中が反りやすい
- ひざが曲がっている
- 足・脚に歪みがある
結果③ 左前|右利き足タイプ
スタート地点から、左斜め前に進んだ方は、右利き足タイプです。
右側に重心がかかりやすく、左右差が生じています。
右の股関節周りが硬く、脚が太くなりやすいです。
結果④ 右前|左利き足タイプ
スタート地点から、右斜め前に進んだ方は、左利き足タイプです。
右利き足タイプの逆で、左側に重心がかかりやすく、左右差が生じています。
左の股関節周りが硬く、脚が太くなりやすいです。
結果⑤ 右回転タイプ
スタート地点のほぼ中央にいるけど、足の向きが右回転している方は、右回転タイプです。
脚と腰の力がアンバランスで、特に右脚の力が強いのが特徴です。
結果⑥ 左回転タイプ
スタート地点のほぼ中央にいるけど、足の向きが左回転している方は、左回転タイプです。
脚と腰の力がアンバランスで、特に左脚の力が強いのが特徴です。
身体の可動域をチェックしよう!
次に、エクササイズに入る前に身体の可動域をチェックしましょう。
- 足を腰幅に開く
- ゆっくりと前屈する
- 左右に前屈する
この時に、
- 手の平と床との距離感
- もも裏、ひざ裏、ふくらはぎの張り感
これらを、何となくで良いので意識しましょう。
エクササイズの後で身体の可動域が大きく違ってくるはずです。
簡単にできるエクササイズ
骨盤をニュートラルポジションに整えよう!
前後左右に歪みのない骨盤の位置を「ニュートラルポジション」と言いますが、これを感覚で身につけるエクササイズです。
寝ている時や立っている時など、常に骨盤をニュートラルポジションに保てるようになりましょう。
骨盤は一見どっしりしているように見えますが、前後左右6方向への動きが出来て、実は不安定な部位です。そのため、非常に歪みやすいです。特にデスクワークの人は、ニュートラルポジションの感覚自体を掴めていない人が多いです。ニュートラルポジションが常に保たれると、上下の身体のバランスが整って、ウエストが引き締まり、お尻もキュッと引き締まります。
やり方
ヨガマットかバスタオルを敷いて、その上で実践しましょう。
- 仰向けになる
- 足を腰幅に開いて、ひざを90°に曲げる
- 骨盤の上に、手で三角形を作る
手で三角形を作る時に、中指を恥骨に当たる位置に持っていきましょう。
三角の面が天井と平行になるように、骨盤の位置を調整します。
この位置がニュートラルポジションになります。
STOP、歪み!骨盤は正しい位置に。ピラティスのニュートラルポジション
股関節の可動域を広げるエクササイズ|ベッドで簡単に!
股関節の柔軟性は個人差が大きいです。
何もしていないのに180°開脚できる人もいれば、90°も開けない…という人もちらほら…。
このエクササイズを行うと、必然的に股関節が大きく開かれるので、股関節の歪みが改善されます。
また、人によっては
- 股関節が大きく開かない
- 甲を伸ばせない
- かかとを床につけない
と思いますが、この場合は無理やり行わなくても大丈夫です。
リハビリみたいにゆっくり可動範囲を広げていきましょう。
血液やリンパの流れも良くなるので、脚のむくみ取りにも効果的です。
まとめ:骨盤と股関節の歪みを直して全身のボディバランスを整えよう!
自分の身体の欠点を知った上で、
- 骨盤を常にニュートラルポジションに整える
- 股関節の可動域を広げる
この二つを行うことで、全身のボディバランスが整い、歪んでいた人ほど脚が長くなります。
寝る前に5分ほどで完了します。
これをやるかやらないかが今後の分かれ道になります。
「どうしても脚やせを成功させたい」という人は、最低でも1ヶ月は毎日続けましょう。