- スラッとした美脚になりたい
- ショートパンツを履いて外を歩いてみたい
女の子なら、誰でもこんな悩みを持っていますよね。
この記事では、
- 着圧ソックスって本当に効果があるの?
- 着圧ソックスにデメリットってあるの?
- 着圧ソックスを購入する時に注意するポイントを知りたい!
- 着圧ソックスを購入する時にチェックするポイントは?
- 着圧ソックスのメーカーを選ぶ前に、そもそも着圧ソックスは私に必要?
などなど、着圧ソックスの基本的な知識や最低限知っておきたいポイント、気になる疑問や購入する際のポイント・注意点まで余すことなくお伝えします!
目次
着圧ソックスの効果5つ|脚やせだけじゃない!
着圧ソックスと言えば、「むくみ対策・むくみ予防」のために着用している人が多いのではないでしょうか。
しかし、むくみはもちろん、着圧ソックスによって6つの嬉しい効果があるんです。
- むくみ対策・むくみ予防
- 疲労回復|脚つぼマッサージ効果のある着圧ソックス
- 骨盤矯正|お腹まで徹底ガード
- 温感効果|身体がぽかぽかに!
- 形状記憶|着圧でスリムな脚に形を作る
- 美肌効果|保温効果のある着圧ソックス
この章では、着圧ソックスの嬉しい効果について詳しくご紹介します。
効果① むくみ対策・むくみ予防|パンパンなふくらはぎとおさらば!
着圧ソックスと言えば、一番期待するのは「むくみ対策・むくみ予防」ですよね。
まず、むくみの原因は、
- 静脈の血流が悪く、足先から心臓に血液が戻りにくくなること
- リンパ管の血流が悪く、足先からふくらはぎを通って上半身にリンパ液が戻りにくくなること
大まかに言うと、この二つです。
血流が悪くなることによって、余分な水分や老廃物が足やふくらはぎに溜まってしまいむくみが発生します。
静脈もリンパ管も、足先から上部に血液やリンパ液、水分や老廃物を流しますが、これらはふくらはぎの筋ポンプ作用の働きが大きいです。
つまり、ふくらはぎの筋ポンプ作用が働かないことによってむくみが起こりやすくなってしまうのです。
そのため、
- 日中座りっぱなしのOLさん
- 立ちっぱなしの販売員
- 子守りや家事などで、身体に負荷のかかる体勢を続けている主婦
など、同じ姿勢を長時間続ける仕事をしている人は、ふくらはぎの筋ポンプ作用がほとんど働いていません。
そこで筋ポンプ作用の働きを促進してくれるのが着圧ソックスです。
但し、全体に一定の圧力がかかる着圧ソックスはNGです。下から上に血液が流れるように段階的に圧力のかかった着圧ソックスがむくみ対策に効果的です。
(画像引用:プロフェッショナルスレンダーメイクレギンス公式サイト)
むくみのメカニズムや解消法について詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック!
効果② 疲労回復|脚つぼにフォーカスした着圧ソックス
(画像引用:クリスチャンスキニー公式サイト)
むくみや脚の疲れに効くツボ全20ヶ所に焦点を当てた着圧ソックスもあります。
ツボを刺激することで血流が良くなり、余分な水分や老廃物が足(脚)に溜まりにくくなります。
効果③ 骨盤矯正|お腹まで徹底ガード
脚痩せだけでなく、骨盤矯正までできる着圧タイツもあります。
このタイプは、ソックスではなくお腹まですっぽり隠れる着圧タイツです。腰回りの着圧がしっかりとしているため、骨盤矯正の効果が期待できます。
骨盤が歪む原因は、あなたの普段の姿勢や歩き方、動作の癖によって形成されます。
- 重いカバンを片方の肩にかける
- 猫背
- 脚を組んでしまう癖
などなど、思い当たる節がありますよね。
この骨盤の歪みが下半身太りの原因にも繋がり、脚が太くなってしまいます。
効果④ 温感|体がぽかぽかに
圧力が段階的に変わる着圧ソックスは、足先から太ももへ血流を流す効果があります。
これによって、むくみ対策・むくみ予防の効果が期待できますが、同時に「体がぽかぽかになる」温感効果も得られます。
むくみと冷えは表裏一体でもあります。そのため、むくみが改善することによって足の冷えが改善され、身体がぽかぽかになります。
効果⑤ 形状記憶|最初は圧倒的に締め付けよう!
例えば、「同じ箇所にできたニキビを何度も潰すと、形状記憶で肌の凹凸が残ってしまう…」という恐ろしい形状記憶の話もありますが…。
これをプラスに変えると、ある程度きつく締めることによって、「引き締まった脚の形が作られる」という効果が望めます。
但し、締め付けがきつ過ぎると、「逆にむくんでしまう」「血流が悪くなってしまう」ということも考えられるので注意しましょう。
効果⑥ 美肌効果|保湿効果のある着圧ソックス
「オヤスリム プラチナイト」は、生地にアルガンオイルを配合しており、着圧ソックスを履くだけで脚全体を保湿することが出来ます。
着圧ソックスの効果を得るためのポイント!たった2つ
「せっかく着圧ソックスを買ったのに効果がなかった…」このようなことが起こらないように、着圧ソックスの効果を得るためのポイントをご紹介します。
と言っても、難しいことはないので、最低限この二つは守りましょう!
- かかとをしっかり合わせて着用する
- 着圧ソックスを毎日履き続ける
ポイント① かかとをしっかり合わせて着用する
着圧ソックスは、足首やふくらはぎ、太ももなどの部位によって、圧力の強さが変わってきます。
そのため、かかとをしっかり合わせて、「引っ張り過ぎずに」「たるみ過ぎずに」着用するのがポイントです。
それによって、正しい部位に必要な圧力が加わり、下から上に血液やリンパを流す働きをしてくれます。
また、着圧ソックスは伸縮性があまりないため、つま先から順番にシワを伸ばしながらゆっくりと引き上げて着用しましょう。
ポイント② 着圧ソックスを毎日履き続ける
特に履き始めの頃は、毎日履き続けましょう。むくみがひどい人だと、1日で3cmも脚が細くなります!
但し、「履くだけでラクに痩せられる」と言う考えでいると、食生活や身体に気をつかわなくなり、かえって太ってしまう人がいるので要注意です。
おすすすめなのは、着圧ソックスでむくみ対策をすると同時に、食事や筋トレを始めてむくみにくい身体をつくることです。
着圧ソックスはあくまでも「むくみにくい身体」をつくるための助長アイテムです。
むくみの原因である
- むくみやすい食べ物の摂取
- 骨盤のズレ、O脚、姿勢(血流が悪くなる)
- 筋肉の低下(ふくらはぎの筋ポンプが使えない)
- 歩き方が悪い(ふくらはぎの筋ポンプが使えない)
この4つが解消されれば、着圧ソックスを着用しなくてもむくみで悩まなくなります。
着圧ソックスを着用すると、自力でリンパを流す力が弱まってしまう?
着圧ソックスは、特にふくらはぎの圧力が強いものを着用すると、ふくらはぎの筋肉の収縮をサポートしてくれます。
つまり、使われていなかったふくらはぎの筋ポンプ作用の働きを助長してくれるので、着圧ソックスを脱いだ後でも筋ポンプが活発に動くようになるんです!
先程も話しましたが、着圧ソックスはふくらはぎの筋ポンプ作用が正常に動いていないのを助長してくれるアイテムです。
そのため、着圧ソックスを着用しだすと同時に、筋ポンプ作用を促すためのトレーニングや歩き方を身につけることをおすすめします。
着圧ソックスを購入する際の注意点4つ
何十種類もある中から、自分に合った着圧ソックスを探すのは難しいし大変ですよね。
同じ着圧ソックスでも、「あの子には合って、私には合わなかった…」なんてこともあります。
また、根拠もないのに、ビフォーアフターの写真をたくさん載せて、購買意欲を高めるような販売ページも見かけます。
そこで、購入前に知っておきたい着圧ソックスの選び方や、使用方法など、着圧ソックスを購入する際の注意点を4つに分けてご紹介します。
注意① 芸能人やインフルエンサーの口コミに騙されないで!
よく芸能人やモデルがインスタやブログで、美容に関する商品の紹介をしていますよね。
商品や企業のタグをつけている場合は大抵、広告費をもらって紹介しています。
また、ネット上の口コミは自作自演、創作などが多く存在します。そのため、口コミは参考程度に留めておいて、商品ページの説明でよく判断しましょう。
着圧ソックスで言うと、具体的には、
- 着圧の圧力をきちんと数値で公開していること
- 素材を明記していること
- 抽象的な言葉を繰り返さないこと
「むくみが取れる」「脚が細くなる」と言う抽象的な文章ではなく、機能的な部分で数値をきちんと明記し、理論を詳しく説明していることです。
注意② 着圧ソックスの圧力に注意!圧迫のし過ぎに注意
着圧ソックスの圧力は、
- 足首:20~30hPa
- ふくらはぎ:10~20hPa
- 太もも:5~15hPa
このくらいを目安に考えましょう。
これよりも圧力が強いと、逆に血流が悪くなったり、うっ血(血が止まる)の可能性も出てくるので注意しましょう。
注意③ 昼用の着圧ソックスを睡眠時に着用しない
昼用の着圧ソックスは、圧力が強い場合が多く、長時間の着用は考えられていません。
長時間着用してしまうと、必要以上に圧力が脚に加わり、血流が悪くなったり、うっ血(血が止まる)したりする可能性があります。
そのため、商品をきちんと読んで昼用、夜用をきちんと守りましょう。
注意④ 循環器系の病気の人は医師に相談する
循環器は体内に血液や栄養を運ぶ役割があります。
健康的な人なら、着圧ソックスの圧力によって、血行が促進されます。
しかし、循環器系の病気を持っている人の場合、着圧ソックスの締め付けが強すぎて、皮膚障害や血行障害を引き起こしてしまう可能性があります。
ちなみに、循環器系の病気には、心不全や動脈硬化、糖尿病、高血圧、不整脈など、他にもたくさんあります。
また、むくみが悪化すると慢性下肢浮腫という生活習慣病になってしまう恐れがあります。
「痛みが出る」「むくみで脚がつらく感じる」など、違和感があったら一度病院で診てもらいましょう。
着圧ソックスを購入する時のポイント5つ!
着圧ソックスを購入する際にポイントとなる項目5つをピックアップしました。
ポイント① 素材|どのメーカーもあまり変わらない
大体の着圧ソックスが、割合の高い素材から「ナイロン>ポリエステル>ポリウレタン」を使用しています。
特に、ナイロンは素材の8割〜9割を占めています。残りの5〜10%にポリエステルかポリウレタン、もしくは両方が含まれていることが多いです。
ナイロンは、弾力性があって伸び縮みしやすく、しなやかな感触が特徴です。油や薬品などにも強く、洗濯しやすいことから靴下やストッキングなどにもよく使われています。
素材は、各製品によって割合が少し違うくらいなので、あまり差はありません。
但し、素材を明記していない着圧ソックスは選ばないようにしましょう。
ポイント② 圧力の段階|足首・ふくらはぎ・太ももの3段階
最低でも足首・ふくらはぎ・太ももの3段階は圧力が変わる着圧ソックスを選びましょう。
圧力が段階的に変わることによって、下から上へ血液やリンパ液が流れやすくなります。圧力が全て一定で、ただ締め付けているだけの着圧ソックスではむくみが取れません。
着圧ソックスの圧力は、
- 足首:20~30hPa
- ふくらはぎ:10~20hPa
- 太もも:5~15hPa
このくらいを目安に考えましょう。
また、「3日で−7cm痩せた」「こんなに細くなりました!」など、Before-Afterの写真ばかりで、具体的な圧力を載せていない着圧ソックスは選ばないように注意しましょう。
ポイント③ デザイン|友達・彼氏が来ても年中履けること!
「むくみが解消されればどんなデザインでも良い!」と思えないのが女の子ですよね。
- 急に彼氏と同棲することになった
- 彼氏ができて、泊まり込むことが増えた
- 友達が急に泊まりに来ることになった
- 旅行先でもむくみ対策をしたい
毎日着圧ソックスを履くためには、こんな非常事態でも、いつ誰にでも見せられるようなデザインを選択しましょう。
ポイント④ 抗菌・防臭|銀加工・プラチナ加工
着圧ソックスは長時間着用することになるので、抗菌・防臭がしっかりと施されている着圧ソックスが好ましいです。
抗菌・防臭に効果的なのは、銀やプラチナ加工が施されている着圧ソックスです。
ポイント⑤ 骨盤矯正|骨盤を正しい位置に戻す
こちらは着圧ソックスではなく、着圧タイツになりますが、骨盤矯正までできる着圧タイツが最近増えてきました。
骨盤は身体全ての基盤です。骨盤が開いていると、下半身太りになったり、姿勢が悪くなったり、ダイエットの強敵です。
特に、産後に骨盤が開いて戻らなくなると、お尻が大きく見えてしまいます。
「子供を産んでからお尻が大きくなった…」というあなたは、骨盤の開きが原因の可能性が高いです。
骨盤が開いている人は、骨盤矯正の着圧タイツや骨盤矯正用下着を着用しつつ、骨盤矯正トレーニングをして骨盤を正しい位置に戻してあげましょう。
それによって、身体のラインが綺麗になり、太りにくい身体が出来上がります。
まとめ:着圧ソックスの着用+αで美脚になろう!
段階的に圧力の変わる着圧ソックスを着用することで、血液やリンパの流れが促進されてむくみが取れることは確かです。
しかし、それだけではむくみの根本的な解決にはなりません。
「むくむ→着圧ソックスでむくみを取る」という動作を繰り返すのではなく、最初からむくまない身体を作るようにシフトしていきましょう。
食生活の改善で身体の内側から痩せる(むくみを取る)方法は、どうしても結果がすぐに出ないため、継続できない人が多いです。
また、姿勢を正したり、関節のズレを矯正して血流を良くする方法も最低1ヶ月以上かかります。
それに比べて着圧ソックスは、結果が出やすく「数日で脚が細くなった!」という人が多いので続けやすいです。
そのため、着圧ソックスを履き始めると同時に、むくみの原因となる
- ポテトチップスなどのスナック菓子を食べない
- お酒を飲みすぎない
- 関節のズレを直して真っ直ぐな脚にする(ストレッチ)
- ふくらはぎの筋ポンプを使える歩き方
これらを一緒に改善していきましょう!