あなたは知り合いや恋人に平気で足を見せることが出来ますか?
明るい場所で足を凝視されても恥ずかしくないですか?
自分の足に自信がもてなくてマッサージに行くのも躊躇してしまいませんか?
爪は綺麗にネイルをしていても、
- 爪の間に垢が溜まっている足
- かかとがガサガサして粉が吹いている足
- 足裏の角質が分厚すぎておじさんみたいな足
…更にふくらはぎが太いとなると、もはや女装したおじさんですよね。
足が綺麗な人にふくらはぎが太い人はいません!
- 歩き方が悪い
- 姿勢が悪い
- 骨盤が歪んでいる
- むくみやすい脚
これらの元凶は、すべて足の状態が悪いことによって起こります。
つまり、足の状態が悪い人は姿勢が悪くデブ=スリムな体型とは程遠い位置にいます。
また、足の状態が悪いことによって常にダイエットしていないと体型を保てなくなったり、見た目だけでなく
- いくら食べても満足しない
- 膝が悪くなる歩き方
- むくみやすい筋肉のつき方
など、健康の面でも支障が出てくる可能性があります。
この記事では、「ふくらはぎが太い」という悩みを抱えている方に徹底フォーカスし、
- 足の甲
- 足の指(爪の状態)
- 足の裏
の3つの部位に分けてあなたの足の状態をチェックし、
- むくみやすい足
- 疲労が溜まりやすい足
- 血流が良くない足
など、自分の足のタイプをはっきりとさせ、ふくらはぎが太い原因を探っていきます。
目次
足の状態① 【足の甲】むくんでいたら要注意!
チェック① プニプニしている
- 足の甲に厚みがある
- 靴下を脱いだら跡がくっきりと残る
こんな人は、足に水分が溜まり、むくんでいる証拠です。
チェック② 足指の骨が埋もれている
- 足指に力を入れても、骨がくっきり出ない
- 足指の骨が周りの肉に埋もれている
少し分かりにくいという人は、足全体を「グー」にしてみて下さい。その時に、骨がボコっと出てこなかったら要注意です。
このタイプの人は、足の甲の骨の間に老廃物が溜まり、むくんでいる証拠です。足裏の筋肉が衰える原因にもなります。
チェック③ 皮膚に黄色い部分がある
皮膚が黄色っぽくなっている場合は、角質が厚くなって硬化していることが考えられます。
放置するとひび割れになってしまう可能性があるので、ハンドクリームやボディクリームでしっかりと保湿しましょう。
また、手や足が黄色くなるのはミカンやカボチャ、にんじんの取り過ぎも考えられます。
この場合、特に健康上問題はありませんが、「そんなにカロチンは必要ない」という合図でもあるので、少し控えることをおすすめします。
足の状態② 【足の指】汚い爪・変形した指は見た目も中身も不健康?
汚い爪や変形した指は見た目も中身も不健康な証拠です。
- 靴のサイズが合わないことで足と擦れて黒ずみになる
- 足指を上手く使えないことによって、足の横幅が広くなる
- 指が変形してしまう
…など、足指の状態を見ると足指を使った歩き方が出来ているかが分かります。
そして、足指を使った歩き方が出来ていない人は、必然的にふくらはぎが太い原因に直結します。その理由は、こちらの記事に詳しく書いてあります。合わせてご覧下さい。
チェック① 黒ずみ・爪の変形
- 足の指に黒ずみがある
- 小指の爪がつぶれている
足指が擦れて黒ずみになってしまったり、小指の爪がつぶれて変形している状態の足です。
このタイプは、
- 足指の筋肉が弱いため身体を保つバランスが取れない
- 靴のサイズが合わなくて、自然に爪の先や指を痛めている人
こんな人が当てはまります。
チェック② 足の指が開かない
- 足指で「パー」をつくれない
- 力を入れても足指があまり開かない
足裏の筋肉が弱くなっていて、足裏全体を上手く使えていない状態です。
チェック③ 足の指に力が入らない
足指で「グー」「チョキ」「パー」を作ってみて下さい。
足指を自由自在に動かせない人は、チェック②と同様
- 足の指と足裏の筋肉が弱くなっている
- 足裏全体を上手く使えていない
という証拠です。
チェック④ 開帳足
- 足の横幅が広い
- 先端が尖った靴や、幅の狭い靴が入らない
- 歩くと足裏に痛みを感じる
開張足とは、「足の横アーチが崩れ、足幅が広がっていること」を言います。
足裏のアーチがなくなり平らになっているため、歩く時にクッション機能がなくなり、地面の衝撃が足裏にダイレクトに伝わります。
その結果
- 足が疲れやすい
- 足の指のつけ根にマメやタコができやすくなる
このようなトラブルが起こります。
また、開帳足から外反母趾を引き起こすことも多いです。
チェック⑤ 指が変形している
足指の変形は、足指の筋肉が使えていないことで足アーチのバランスが崩れることによって起こります。
主に次の4パターンに分けられます。
1.浮き指
足指が反り、立った時に指が地面についていない状態のことを「浮き指」と言います。
浮き指の人はほぼ100%ふくらはぎが太いです。
2.屈み指
地面の方へ「くの字」に折れ曲がった指を「屈み指(別名:ハンマートゥ)」と言います。
上から見ると爪が見えにくいことも特徴でです。
横アーチの衰えや、靴のサイズが小さくても無理やり指を丸めて履いていたことなどが原因で起こります。
3.寝指
足の指がねじれて、爪が横を向いてしまう状態を「寝指」と言います。
主に薬指や小指に起こりやすく、指が寝ているように見えることから「寝指」と呼ばれています。
地面に指の横が当たり、擦れて赤くなったり、角質が厚くなったりします。
4.外反母趾
親指が内側に「くの字」に曲がり、親指の付け根の関節が突き出している状態を「外反母趾」と言います。
15°〜20°で軽度、20°〜40°で中度、40°以上で重度となります。
足のアーチが崩れ、足指で体重を支えられないことが原因で起こります。
足の状態③ 【足の裏】乾燥や足つぼに弱い人は要注意!
足裏のトラブルの多くは足のアーチの崩れや足裏と靴の摩擦によって起こることがほとんどです。
普段ひじ・ひざ、肌などが「乾燥している」と感じていない人でも、足裏だけは乾燥している場合があるのでよくチェックしてみて下さい!
チェック① 足裏を指で押すと痛い/ゴリゴリしている
- 足つぼマットに立つと、痛みを強く感じる。
- ゴルフボールで足裏をゴロゴロすると痛い。ゴリゴリした感じがある。
- 足裏を指で強めに押すとピリッとした痛みが走る。
足裏を強く押すと痛いのは、重力の影響で毒素や老廃物が足裏に溜まっていることが原因です。
以前「アメトーーク」で米倉涼子さんがアメトーークでお馴染みの足つぼマットに挑戦していましたが、走ってもジャンプしても平気な様子でした。美脚で有名な米倉涼子さんですから、足のケアも流石だと思います。
もし、試してみて痛みを感じたとしても安心して下さい!ほとんどの人が強烈な痛みを感じるはずです。
アメトーークの芸人さんを見ていても、足つぼマットで痛みを感じていない人は殆どいませんよね?
昔はデコボコした道や砂利道、舗装されていなく土のままの地面により、自然と足指・足裏が鍛えられていました。
しかし、今の日本人の生活では、
- フラットな地面に靴
- 家の中ではフローリングにスリッパ
など、便利だけど足にとって良くない環境=足の筋肉がなくても歩ける環境が整っています。
そのため、自主的に足のケア=足指を使ったり、足裏を鍛えたりしてあげないと、正しい歩き方が出来ないのです。
チェック② 足裏がカサカサしている
- 足裏を触るとカサカサ乾燥している
- 足裏が白くひび割れている
- 足裏にしっとり感がない
足裏は靴や靴下で、常に蒸れている=保湿していると勘違いしてしまいがちですが、足裏は他の皮膚と違い、皮脂の分泌がありません。
そのため、足裏は意外と乾燥しやすい部位なんです!
また、夏は「裸足にサンダルの組み合わせ」が増え、冬は「暖房器具の使用で室内が乾燥する」など、年中足裏が乾燥する原因が揃っています。
更に、靴が足のサイズに合っていないと、靴の中で足が固定されず、摩擦が加わります。
それによって、角質の厚みが増し、ひどい時にはひび割れの原因になってしまいます。
そのため、毎日保湿をしっかりすることや、サイズの合った靴を履くことが大切です。
チェック③ 足裏で地面を捉えることが出来ている
床に立つ時に、足裏全体で地面を感じることが出来ていますか?
足指と足裏の筋肉がきちんと連動していれば、「地面を捉える」感覚が実感できます。
立っている時に、足指が少し浮いていたり、親指のつけ根に力が入っていたりすると、この「地面を捉える」感覚が分からなくなってしまいます。
チェック④ 足裏にタコや魚の目などのトラブルがある
足裏のアーチの崩れによって、クッション機能が損なわれるので、地面からの衝撃が足裏にダイレクトに伝わります。
それによって、タコや魚の目などのトラブルが発生します。
また、靴のサイズが合わなくて、靴の中で足が動くことによって、引き起こされることもあります。
チェック⑤ かかとのガサガサ・ひび割れがある
- 歩く時に、かかとからしっかりと着地する
- かかとだけ角質が厚い
- かかとがガサガサしている・ひび割れを起こしている
かかとの乾燥が進むと、古い角質が厚くなることで、かかとのガサガサやひび割れを起こしてしまいます。
更に、
- 歩く時にかかとからズンズン歩く人
- 走る時にかかとから着地する人
このような人は、かかとに自分の全体重がかかってしまい、角質が厚くなりやすいです。
但し、水虫が原因の場合もあるので、少しでも気になったら皮膚科で診てもらうことをおすすめします。
チェック⑥ 扁平足
足裏には「土踏まず」といって立った時に床に触れない部位があります。
その土踏まずのアーチがない状態で、立った時に足裏全体が床にべったりと付くような足を「扁平足(へんぺいそく)」と言います。
足裏の真ん中にゴルフボールorボールペンを置き、踏んでみて痛みがある場合は土踏まずの縦アーチが崩れているということが分かります。
まとめ:足先のケアがふくらはぎ痩せの第一歩!
ふくらはぎが太い全ての元凶は足の状態が悪いことにあります。
こちらの記事で、ふくらはぎが太くなる原因5つにもまとめてありますが、筋肉+脂肪太り、セルライト、むくみ、骨盤の歪みを改善するためには、まずは足のケアを行うことが必要不可欠です。
身体の土台である「足」のケアをしっかりすることによって、その後の脚やせや上半身のダイエットに繋がっていきます。