①間違った歩き方によって、ふくらはぎが肥大化している。
②脂肪やむくみ、老廃物が凝り固まったものが筋肉の上についていて、ふくらはぎが肥大化している。
ふくらはぎの筋肉太りはあり得ない理由５つ
理由① 筋肉は鍛えないと衰える
筋肉は使わないと、だんだん筋肉量が減っていくので、運動や筋トレを辞めた人が筋肉太りをしているのはあり得ません。
筋肉が落ちるのにも段階があり、①初めに筋力が低下し、②筋肉が減少します。
筋力の低下、筋肉の減少の期間には個人差がありますが、普通は１ヶ月～長くても２ヶ月運動しないと見た目に現れるくらい筋肉が落ちていきます。
しかし、その間に今までと同じように食事を続けていけば、筋肉が減ると同時に脂肪を蓄えるので、短期間であっという間に太りやすい身体になってしまいます。
理由② 筋肉が落ちても脂肪に変わらない
よく、昔運動していた人が「筋肉で昔ムキムキだった部分が、今は脂肪に変わった」と言いますが、筋肉だった部分が脂肪に変わることはありません。
それは、筋肉はタンパク質で出来ていますが、脂肪は脂質で出来ているからです。
運動をしなくなると、筋肉量が減って一旦細くなるはずです。しかし、それと同時に、筋肉が細くなることで、代謝が落ちます。つまり、脂肪が燃えにくい身体＝太りやすい身体になってしまいます。
そのため、運動を辞めても、それまでと同じ食事をすると、ものすごい勢いで短期間のうちに太ってしまいます。
一時期「運動不足で筋肉が衰えると筋衛星細胞が脂肪細胞に変化してしまうのではないか」つまり「筋肉が脂肪に変わるのではないか」と言われたことがありましたが、それは間違いだと言うことが研究で証明されています。
理由③ 女性は筋肉がつきにくい
ハードな筋トレを長時間続けると、その筋肉は太くなります。
しかし、女性は筋肉を作る為に必要な男性ホルモンが少ないので、ゴツゴツした筋肉はもともと付きにくい性質があります。
筋肉の肥大化を目的としたボディビルダーでさえ、ふくらはぎはそんなに太くありません。
理由④ ボディビルダーの足首は細い
ボディビルダーのふくらはぎは、足首が細く、ふくらはぎの上の部分が盛り上がって、脚が長く見えます。
理由⑤ スポーツとふくらはぎの太さは関係ない
ふくらはぎはダッシュやジャンプの時に使われる、太ももの筋肉のパワーを地面に伝える時に、重要なバネの役割をします。
そのため、太ももが発達するスポーツは、それに応じてある程度ふくらはぎも太くなります。
例えば、野球やラグビーは、殆どの選手が太ももが発達し、それに応じてふくらはぎも太くなっています。
しかし、一般的に脚が太くなると言われる、バレーボールやテニス、バドミントンは、一流選手の中にも脚が太い選手もいれば、細い選手もいます。
また、マラソン選手は脚が細い人が多いですが、全員の脚が細い訳ではありません。プロでも、大根足でふくらはぎが太い選手がいます。
例を挙げると、フィギアスケートの伊藤みどりさんは、ジャンプの時に大腿四頭筋を使うため、もも前が太くなっているそうです。
それに比べて、同じフィギアスケートの浅田真央さんは、大腿四頭筋とハムストリングがバランスよく発達して、スリムな脚が保たれています。
参考 フィギュアスケートの化学所さんの目がテン！
ふくらはぎの筋肉太りの原因３つ
筋肉太りの原因① 間違った歩き方をしている
猫背で歩いたり、ひざを曲げたまま歩いたりする歩き方は、明らかに正しい歩き方とは言えません。
しかし、一見背筋が伸びていて綺麗な歩き方に見えていても、間違った歩き方をしている人をよく見かけます。
正しい歩き方をするには、足の状態が最も大切ですが、「浮き指」といって、常にふくらはぎに負荷をかけ続けている足指の状態があります。
筋肉太りの原因② 筋肉＋凝り固まった脂肪
カチカチになったふくらはぎを筋肉と勘違いしている人をよく見かけますが、その筋肉の正体は、凝り固まった脂肪です。
このタイプの筋肉太りは、以前バリバリ運動をしていた人に多いです。
このタイプの筋肉太りは、減った筋肉の上に脂肪が乗っかって「霜降り状態」になっています。
更に、柔らかい脂肪ではなく、むくみや老廃物が混ざって凝り固まり、カチカチになっています。
筋肉太りの原因③ 筋肉＋凝り固まったむくみや老廃物
このタイプは、筋肉太りだけでふくらはぎが太くなっているのではなく、脂肪や老廃物も一緒に凝り固まってついていることが原因です。
その要因となるのは、ずばり生活習慣です。下の項目に当てはまったら要注意です。
- 仕事では立ちっぱなし or 座りっぱなし
- よくお酒を飲む
- スナック菓子やコンビニ弁当、スーパーのお惣菜をよく食べる
ふくらはぎの筋肉太りの解消法５つ
解消法① 正しい歩き方を身につける
８割の人は間違った歩き方が原因で、ふくらはぎに余計な筋肉がついたり、ふくらはぎがむくんだりしています。
この後に筋肉太りの解消法として、マッサージや筋トレを紹介しますが、これらは正しい歩き方が出来ていないと意味がありません。
解消法② マッサージで凝り固まったふくらはぎをほぐす
楽天コスメ大賞≪ボディークリーム部門１位≫超温感マッサージクリーム 
⇒ふくらはぎについた凝り固まった脂肪を柔らかくする！マッサージのやり方（準備中）
解消法③ リンパマッサージでむくみを取る
むくみを感じている女性は46.3％、つまり約2人に1人と言う結果が厚生労働省の調査で分かっています。
厚生労働省が行った国民生活基礎調査（平成25年）によると、むくみを感じている人は男性16.8％に比べ、女性は46.3％と圧倒的に多い結果に。また、加齢とともにむくみやすくなり、40代では49.7％だが、70代は78.7％、80代に至っては100％の女性がむくみを訴えている。
「自分ではむくみなのか良く分からない」という方もいると思いますが、意識的に毎日ケアしていない限り、むくんでいる可能性が高いです。
リンパマッサージは、ふくらはぎの固くなった脂肪を柔らかくするマッサージとは違い、リンパを流すことによって、むくみを解消します。
詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください⇒リンパマッサージでふくらはぎのむくみを取る方法（準備中）
むくみは色々な要素から成り立っているため、むくみを取る方法もいろいろあります。
- リンパマッサージ
- ツボ押し
- 食べ物
- サプリ
- 着圧ソックス
解消法④ ヒラメ筋を鍛える
まず、ふくらはぎは「腓腹筋（ひふくきん）」と「ヒラメ筋」の二種類の筋肉から構成されています。
力を入れた時に固く盛り上がる筋肉が腓腹筋（ひふくきん）です。腓腹筋（ひふくきん）の筋肉量によってふくらはぎの見た目が大きく左右します。
腓腹筋を鍛えてもごつい脚になってしまいます。
外側にある「腓腹筋（ひふくきん）」ではなく、内側の筋肉「ヒラメ筋」を鍛えることによって細いふくらはぎを手に入れることが出来ます。
⇒ヒラメ筋の鍛え方！ふくらはぎ痩せの筋トレをご紹介します（準備中）
解消法⑤ 腓腹筋を弱める
ヒラメ筋を重点的に鍛えることで、必然的に腓腹筋の筋肉量が減ってふくらはぎが細くなりますが、強制的に腓腹筋だけを弱めると言う方法もあります。
ボトックス注射を腓腹筋（ひふくきん）に打つことによって、筋肉の動きを弱めて収縮を抑制し、徐々に筋繊維を細くします。
これによって、細くてスラっとした美脚になります。
- 注射を打つだけで脚やせができる
- 1回当たりの施術時間は5～10分程度
- 脚やせ効果を実感するまでに１ヶ月くらいかかる
- 痛みを伴う
- 数日間は注射の跡が消えない
- 高額（1回7～20万円ほど）
- 年に2～3回定期的に通う必要がある
- 副作用が現れる可能性がある（内出血/腫れ/痛み/アレルギー/感染/蕁麻疹/痺れなど）
ぷに子の脚痩せプラン
- 正しい歩き方を身につけながら（１ヶ月くらいをみてマスターする）
- リンパマッサージ、着圧ソックスでむくみ取り
- マッサージで凝り固まったふくらはぎをほぐして
- ヒラメ筋を鍛える
コメントを残す